お客様情報
| 会社名 | 渓仁会グループ 様 |
| 業 種 | 保健・医療・介護・福祉 |
| サービス内容 | Webサイト管理の一元化、サーバー移管、セキュリティ対策(SSL化・WPアップデート)、定額更新サポート導入、Looker Studioによるアクセスデータ可視化 |
| URL | https://www.keijinkai.com/ |
【導入前の課題】 分散化による管理の限界と、セキュリティ・コストへの不安

渓仁会グループ様は、多数の医療機関や福祉施設を展開されており、グループ全体で41ものWebサイトを運営されていました。しかし、これまでは以下のようないくつかの大きな課題を抱えていらっしゃいました。
― 貴社が抱えていた課題や不安はどのような点でしたか?
渓仁会グループ様:
1つ目に管理の分散と統制の難しさ。複数のWeb制作会社がそれぞれのサイトを管理しており、更新やリニューアル時の相談窓口がバラバラで、本部での統制管理が困難な状態でした。
2つ目にセキュリティへの懸念。過去に不正アクセスの経験もありましたが、十分なセキュリティ対策が施されていなかったのも要因の一つであると思います。
3つ目にサイト構造のブラックボックス化。複数の企業が関与していたため、特殊な構造のサイトや、搭載されている機能(メールフォームなど)のサービス元が把握しきれていないサイトが存在していました。
4つ目に維持コストの肥大化。管理が分散していることで、サーバー関連費の他、Webサイト更新費などのランニングコストも割高になっていました。
【東洋の提案】 ガバナンスを効かせる「統合・保守・活用」の3ステップ施策
これらの課題を根本から解決するため、Webサイトのインフラから運用体制までを全面的に見直し、以下の施策を実行しました。
- 【統合する】管理窓口の一本化とインフラ移行による大幅なコスト削減
- 複数社に分散していたWebサイトの管理をすべて一括管理へと移行し、シンプルな運用体制を構築しました。
- 国内シェアNo.1の高性能レンタルサーバーへドメインを移管し、サーバー利用料などのインフラコストを従来の「1/3以下」へと大幅に削減しました。
- サイトの更新依頼先を一本化し、更新費用を毎月定額化することで、運用コストの見通しを良くしました。
- 【守る】専任チームによる強固なセキュリティ対策の徹底
- 全体の半数以上のサイトに導入されていたWordPress(CMS)やPHPなどのバージョンアップを実施しました。
- 全41サイトに対する「常時SSL設定」を行い、セキュリティとSEOの両面を強化しました。
- 「定期的なパスワード変更」のルール化や、セキュリティ対策チーム・Web更新サポートチームを配備し、継続的かつレスポンスの良い安全な運用体制を確立しました。
- 【活かす】アクセスデータの共通化と視覚化プラットフォームの構築
- 全サイトのアクセスデータを一元管理・分析できるように、共通のアクセス計測コードを再設置しました。
- BIツール「Google Looker Studio」を導入し、複雑なアクセスデータを視覚化。担当者でも直感的にわかりやすくデータを確認できるプラットフォームを構築しました。

― 今回の統合プロジェクトを終えて、一番大きな変化や成果は何でしたか?
渓仁会グループ様:管理窓口の一本化と、コスト削減です。
以前は41サイトを様々な制作会社で管理していたため、何か更新や相談をするにも窓口がバラバラで、本部として全体の状況を把握しきれていないのが大きな悩みでした。Webサイトを新しく制作するにも、統制できていない部分も多かったので、どの程度の費用が適正なのかも判断できない状況でした。
今回、管理先をすべて一本化できたことで、全体管理が非常にスムーズになりました。
また、コスト削減を実現しつつも高性能レンタルサーバーへドメインを移管したことで、サーバー費用などの毎月の固定費を従来の「1/2以下」にまで削減できたことも大変大きな成果だと感じています。
― 以前はセキュリティ面での不安も抱えていらっしゃいましたが、現在はどうでしょうか?
渓仁会グループ様:専任チームのサポートにより、安全性が高まり非常に安心しています。
過去に不正アクセスによってお問い合わせフォームを閉鎖するなどの経験もあり、各サイトの裏側(システムやメールフォームなど)がどうなっているか把握できていないブラックボックス化が課題でした。
現在は、全サイトへの常時SSL設定に加え、定期的なパスワード変更対策等の実施が徹底されています。専任のセキュリティ対策チームとWeb更新サポートチームが配備されたことで、不安は払拭され、安全でレスポンスの良い運用体制が実現できて頼もしいと感じております。
今後の展望
― インフラと体制が整った今、今後はどのような展開をお考えですか?
渓仁会グループ様:これまでは管理・保守のフェーズでしたが、これからは「活用と統制」のフェーズに入ります。今回導入したGoogle Looker Studio(BIツール)によって、全サイトのアクセスデータが視覚的にわかりやすく確認できるようになりました。今後はこのデータを積極的に分析し、患者さんやご家族、医療関係者、求職者の方々が「必要な情報にすぐ辿り着ける」ように改善を続けていきます。同時に、医療・福祉機関として最も重要な「情報の正確性」を担保するため、一元化された基盤を活かして文書統制(表記ルールの統一や組織を横断した共通の文書管理体制)の強化にも取り組んでいきたいと考えています。グループ全体でWebサイトやSNSを連動させた発信を加速させつつ、どこからアクセスしても常に正しく、見る人に信頼される情報を届けていくために、これからも広報活動に力を入れていきます。
