WEBサイトをつくりたい！依頼する前の心得とは？

2022.10.25

“ホームページの制作は相互協力が要”

ホームページを制作したいけれど、何から始めたらよいかわからない。
今のホームページをリニューアルしたいけれど、どこをどう直したらよいかわからない…という方も少なくないと思います。

ホームページの制作を依頼する際に、基本的なスタンスとして理解しておくべきことは、制作会社に依頼をしたら、ただ出来上がるのを待てば良いというものではありません。

実際にホームページ制作を依頼すると「依頼する立場なのに、こんなにすることがあるの？」と事前準備を含め、制作中もやることが多く、驚くと思います。
なぜなら、ホームページの制作は、より良いものにするためには、依頼者と請け負う側の協力が不可欠だからです。

このコラムでは、ホームページの制作を依頼する際、スムーズな制作ができるよう、事前に準備しておくとよいこと、心構えなどを紹介します。

事前の準備がスムーズな進行を助ける

ホームページをつくる目的を明確にします。

会社としてのブランディングなのか、売り上げを上げるために必要なのか。
目的次第でホームページの見せ方は変わってくるので、まずは目的を明確にすることが最優先課題です。

写真データや文章などを準備しておくと進行がスムーズです。

制作会社に撮影や文章作成を依頼することも可能ですが、別途費用が発生する場合があるので確認してください。
すでに制作済みのパンフレットやカタログなどがあれば、元データとともに用意しておくと良い参考資料になります。

サイトの色味などは、ロゴを参考にすることが多いので、会社のロゴのデザインデータがあると良いでしょう。
会社によっては、ホームページの制作と同じタイミングで、会社のロゴをつくることも可能です。

必要であれば制作会社に問い合わせてみてください。

どんなホームページにしたいか、箇条書きで良いのでまとめておくとスムーズに進行できると思います。

どんなホームページが良いのかわからないという場合もあると思います。その際は、ホームページデザインリンク集などを参考に、競合他社のサイトを見ることをおすすめします。

そして、このとき気を付けておくべきことは「なんとなくこのサイトが良い」というような曖昧な感想ではなく「このサイトのこの部分の見せ方が良い」「この部分を取り入れたい」というように、具体的に制作サイドに伝えられると、認識の相違が生じにくくなります。

リニューアルの場合、新しいホームページにする際、現在利用しているサーバーによっては、うまく移行できないことがあります。

すでにホームページを持っている場合は、契約時の書類などを準備しておくとスムーズです。

ホームページをつくるのに、どのくらいの費用がかかるのか、大まかで良いのである程度の価格を理解しておくと良いでしょう。

制作会社のサイトに料金表が記載されている場合があるので、いくつかのサイトをチェックして、そこから予算を組んでおくと請求書を見て「こんなに高いの！？」という事態が避けられます。

新規でホームページを制作する場合とリニューアルの場合、原稿などすでに資料がある部分は多少安くなることも予想されますが、大きく費用が変わるということはありません。

ホームページを制作する最初の段階では、少なからず期待する気持ちがあると思います。

ホームページの制作にあたり、依頼主と制作サイドとの間で揉めるケースの主は、「ここは本当はこんなイメージだった」「ここの動きはこうしたかった」などというような事態が、構築後に起こってしまうケースです。

そうなると、時間も費用も余計にかかってしまう上に、両者とも気持ちよく仕事ができない負のスパイラルに陥ってしまうことも考えられます。

最悪の場合、制作を別の会社に改めて依頼するなんて事態も起こる可能性も出てきます。

それらを避けるためにも、初期の打合せの段階で、できる限りの思いを伝えることが大切です。

また、その後の相違を防ぐためにも、進行中も適宜コミュニケーションを図りながら一緒につくっていくというマインドを忘れずにいることが重要です。