医療法人渓仁会様
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渓仁会グループ
https://www.keijinkai.com/
お客様の課題
渓仁会グループでは37サイトを運営し、各施設から膨大なデータが集まるため、これらを一元的に管理・分析することに大きな課題があった。
データの多様性と量の多さは、分析の複雑さを増し、適切な意思決定を行う上での障壁となっていた。
東洋のアプローチ
まずGA4とBigQueryの連携を確立し、渓仁会グループ様の全施設に渡るデータを統合的に管理する基盤を構築しました。その後、Looker Studioを用いて、カスタマイズ可能なダッシュボードを開発し、施設ごとのパフォーマンス分析からグループ全体の戦略的な視点まで、多様なニーズに応えるビジュアルデータ解析ツールを提供しました。
営業担当が最もこだわった点
37サイト分のデータを扱うことの複雑さを理解し、データの一元化と効率的な分析を可能にするソリューションの提供にこだわりました。また、ユーザーフレンドリーなダッシュボード設計にも注力し、渓仁会グループ様のスタッフが容易にデータを解釈し、活用できるようにしました。
労力を費やしたところ
各施設からのデータを集約し、BigQueryでデータの正確な抽出と変換（ETLプロセス）に多くの時間と労力を費やしました。また、全施設にわたるデータを効果的に視覚化するダッシュボードのカスタマイズにも、細心の注意を払いました。
独自に加えたひと手間・ひと工夫
GA4で取得できない特定のデータを、スクレイピングによって収集し、ダッシュボードに組み込むことで、より広範囲で深い分析を可能にしました。この独自のデータ統合により、渓仁会グループ様の意思決定をさらに支援する情報を提供しました。
効果・成果
このプロジェクトにより、渓仁会グループ様は各施設の運営効率とサービス品質の向上に直結する洞察を得ることが可能になりました。また、データ駆動型の意思決定を支援することで、グループ全体の戦略的な目標達成に貢献しています。
お客様の声
当グループの方針として、最終的に患者さん・利用者さん、及び同業者・行政機関に「選ばれる」病院/施設であることが掲げられています。
選ばれるためには『認知』されることは大前提となり、そのツールとしてホームページは欠かせないツールの一つであり、この部分の「評価」が肝要です。
東洋(株)さまと協働して、IPアドレスから内部IPを除外し(職員閲覧を除く)、ホーム ページ閲覧数のデータ粒度を上げて、『正しい評価』ができる体制が構築されました。これまで、感覚や経験則などの不確定要素による判断や、サイト管理などについても“早い者勝ち”“作りっぱなし”になりがちな環境から、確実にPDCAサイクルで改善活動 (評価)ができるようになりました。
今後はこの分析システムをベースに、認知⇒興味/関心⇒比較/検討⇒来院/紹介のフェーズに合った広報戦略及びホームページの活用に向けて、東洋(株)さまと協働して発展していきたいと思います。
