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TwitterからXへ。ロゴの変更は必要?SNSのロゴ使用上の注意点をわかりやすく解説

TwitterからXへ。ロゴの変更が必要。SNS「X」のロゴ使用上の注意点をわかりやすく解説
先日、TwitterがXへ名称変更されました。
自社のコーポレートサイトやECサイトにおいて、Twitterのアカウントをお持ちの企業は、ロゴ表記の変更をしなければなりません。

このコラムでは、TwitterからXへロゴの変更方法や、その他SNSのロゴ使用上の注意点をわかりやすく解説します。

Twitterから「X」へ社名・ロゴを変更

世界で3億5,400万人以上のユーザーを誇るSNS

イーロン・マスク氏による企業買収以降、何かと混乱が続いている「Twitter(ツイッター)」ですが、2023年9月時点、世界で3億5,400万人以上のアクティブユーザーがいる人気ソーシャルメディアです。
日本はアメリカに次いで、世界で2番目にアクティブユーザーが多く、その数なんと5,895万人(2022年1月時点、参照元:ストロイア社「statista」)にものぼります。

そのTwitterが突然、「X」へと名称変更したことは記憶に新しい出来事です。

慣れ親しんだ青い鳥、消える

イーロン・マスク氏は、米国時間2023年7月22日に「まもなく、私たちはTwitterブランドに別れを告げ、すべての鳥たちとも別れることになるだろう」とツイートし、話題を呼びました。ツイート内容
そのツイート通り、日本時間2023年7月24日に、Twitter(ツイッター)がX(エックス)へ名称変更され、同時にアイコンも慣れ親しんだ青い鳥から、黒い背景に白文字で「X」というロゴに変更されたのです。
スマートフォンにいたはずの青い鳥が突如いなくなってしまい、悲しむ声が溢れました。

投稿する行為はツイートからポストへ

変更は名称やアイコンだけではありません。
これまでTwitterに投稿することを「ツイート」と呼び、ツイートを再びツイートすることを「リツイート」と呼んでいましたが、それも変更です。
ツイートは“Post(ポスト)”、リツイートは“Repost(リポスト)”と呼ばれるようになり、多くのTwitterユーザーが戸惑いました。

新しいXのロゴについて

Twitterアカウントを持つ企業も対応を求められる

Twitterは、単なる情報交換の場にとどまらず、多くの企業がアカウントを持ち、自社の商品やサービスをユーザーに直接PRできる貴重なプラットフォームです。
この度の変更に伴い、Twitterアカウントを運用している企業が、コーポレートサイトやECサイト、名刺などにTwitterのロゴを記載している場合、自分たちでアイコンの変更対応をしなければなりません。
現段階で、公式サイトにいつまでに変更しなければならない、という趣旨の記載はありませんが、速やかに最新のロゴへの変更が求められます。

Xの公式サイトでガイドラインでロゴをダウンロード

アイコンをXへ変更する際は、必ず公式サイトからダウンロードしてください。
(X公式サイト:https://about.twitter.com/en/who-we-are/brand-toolkit

Xの公式サイトで公開されているロゴ使用におけるガイドラインを一部紹介します。

①ロゴの色について

・Xのロゴの色は黒地に白、もしくは白地に黒。カラーコードの指定あり。
・認識しやすく、また完全な形で使用すること。
・露出する際は、大きくはっきりとした形で使用すること。
・ロゴの周りの余白スペースは、上下左右同じ幅で使用すること。
ロゴの色について

②ロゴの配置について

・Xのロゴと企業アカウント名を重ねる場合、アカウント名は黒字を推奨。
・企業アカウント名のテキストは、ロゴの高さに揃える。
・企業アカウント名のフォントは、各社自由に設定可能。
・Xロゴと任意のロゴを併記する際も、余白スペースのルールに従うこと。
ロゴの配置について

その他各SNSのロゴ使用について

各SNSにはそれぞれルールがある

今や企業においてSNSは、不可欠な集客ツールのひとつです。各種SNSのロゴやID、QRコードをコーポレートサイトやECサイト、名刺などに配置している企業も多いと思います。
しかし、各SNSにはそれぞれルールが設けられており、なんでも自由に利用できるわけではありません。
SNSのロゴを使用する際の注意点をまとめました。

ルール1:必ず公式サイトで配布されているものを使用すること

公式サイト以外でもロゴマークやアイコンの素材を配布していることがあります。
しかし、公式の運営会社が配布しているものでない限り、その素材は著作権や商標権違反の可能性が高いため、絶対に使用しないでください。

ルール2:リニューアルされたら、新しいロゴを使用すること

ロゴがリニューアルされた場合は、速やかに新しいロゴに変更しましょう。
各SNSの利用規約に、古いバージョンのロゴを使用することはNGと記載されています。
また、新しいロゴに変更する際も、必ず公式サイトで配布されているものをダウンロードして使用しましょう。

ルール3:色・余白・サイズの規約あり、変形・回転はNG

各SNSが公表するロゴガイドラインには、ロゴを使用する際の注意事項が記載されています。
許可された色以外での使用や最小余白、最小サイズなどの規約を守りましょう。
また、ロゴを変形したり、回転させて使用するのはNGです。必ず各ガイドラインで使い方を確認し、NG事項は避けましょう。

ルール4:誤解を招くような表現はNG

SNS運営会社が推奨している、コラボしている、またはスポンサー支援を受けているなど、第三者に誤解を招くような表現はしてはいけません。

ルール5:違法・不適切なコンテンツでの使用NG

違法なコンテンツや不適切なコンテンツでの使用はNGです。また、各SNSのロゴを用いて、ネガティブなイメージを与える表現もNGです。

必ず各SNSの利用規約に沿った使用を

以上、このコラムでは、TwitterからXへ名称変更に伴い、ロゴの変更方法やその他SNSのロゴ使用の注意点をまとめました。
SNSのロゴを使用する際は、それぞれのSNSは公表している利用規約に沿って使用しましょう。
利用規約を違反すると、罰則も科せられるので注意しましょう。

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