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レスポンシブ検索広告の「分析情報」とは?活用方法を解説

レスポンシブ検索広告の「分析情報」とは?活用方法を解説
Google検索広告を運用していて気になるのが、「広告がどんな検索キーワードによって表示されているか」ということ。
実際、ユーザーの検索意図と広告内容とが上手く合致しないことにはCVをはじめとする成果も思うように上げられないため、その部分を正確に把握することは非常に重要なこととなります。
しかし、Googleより最近リリースされた「分析情報」を使えば、広告がどのような検索語句によって表示されたかが確認できます。
広告効果を改善させるきっかけとなりうる「分析情報」について、詳しく解説します。

レスポンシブ検索広告の分析情報とは?

レスポンシブ検索広告の分析情報とは過去56日間のデータを用いて、広告表示につながった上位の検索カテゴリと、その変化を月単位で確認できる機能です。

※画像内の検索カテゴリと数値はイメージです。実際の数値とは異なります。
検索カテゴリとは、レスポンシブ検索広告へのトラフィック増加につながる検索語句のグループです(自動生成されます)。グループ化は、ユーザーの意図や、商品とサービスの属性に基づいて行われます。
特定された検索カテゴリごとに、以下の集計指標が確認できます。

※画像内の検索カテゴリと数値はイメージです。実際の数値とは異なります。
「検索語句に関する分析情報」には、ユーザーがお客様のビジネスを見つける際に使用した検索語句カテゴリが表示されます。①の検索カテゴリを展開すると、②サブカテゴリと③検索語句の一覧が表示されます。

分析情報の確認方法

「レスポンシブ検索広告の分析情報」は下記の手順で確認できます。


①左側のページメニューで「広告とアセット」をクリック
②分析情報を確認したいレスポンシブ検索広告の「アセットの詳細を表示」をクリック

③「詳細情報を表示」をクリック

分析情報の活用方法

分析情報はあくまでも広告効果改善のヒントにすぎません。重要なのは、ここで得られた情報をどのように活用し広告の改善に結びつけるかです。
検索カテゴリのなかに実績がより良好なカテゴリが存在した場合、なおかつそのカテゴリ内のキーワードが検索広告の見出しや説明文に含まれていないとき、これに対応するクリエイティブを追加することで実績が改善される可能性があります。
実際に見ていきましょう。
1.パフォーマンスの向上に寄与している検索カテゴリを確認

検索カテゴリには「コンバージョン」「検索ボリューム」という指標が存在します。
これは各指標の月単位の変化率をパーセンテージで表示したもので、ここから検索トレンドの方向性を把握することが出来ます。

たとえば上のような状況の場合、「WEB広告 運用代行」のCV数が前月と比較して上昇率が大きくなっていることがわかりますし、「インターネット広告」の検索ボリュームが前月と比べて高くなっていることがわかります。
これはつまり、これらのキーワードを広告に反映させられればユーザーからの反応が高くなる可能性が高いということを意味します。
このように、こちらの分析情報からは通常の検索語句レポートよりも検索トレンドが簡単に把握でき、アセットを改善する方向性を打ち立てやすいのが特徴です。
2.上昇傾向にある検索カテゴリに対応するクリエイティブを作る
それでは、CVや検索ボリュームに明確が上昇が認められるカテゴリが特定できたら、それらを広告にも反映させましょう。
「広告とアセット」から「アセットの詳細と表示」を選択

パフォーマンスが「低」となっているアセットを、上昇が認められた検索カテゴリの内容に置き換える

広告のパフォーマンス向上のため、ぜひご活用を!

分析情報の画期的なところは、検索トレンドを「広告ごとに確認できる」というところだと思います。
これにより、従来以上にきめ細かな分析と対策を行うことが可能となりました。
広告のパフォーマンス向上のため、ぜひご活用してみてください!

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