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Web・SNS広告運用を代行(アウトソーシング)するメリットとは?広告運用代行費用の相場は?

Web・SNS広告運用を代行(アウトソーシング)するメリットとは?広告運用代行の相場は?
Web広告(検索広告やディスプレイ広告など)やSNS広告(インスタグラムやTwitterなど)、動画広告(YouTubeなど)の利用率は年々増加傾向ですが「知識やノウハウがなく自社では運用できない」といったケースで広告の運用代行を相談いただくことが増えています。

そこで、そもそもWeb・SNS広告運用をアウトソーシングした場合にどういった費用がかかるのか、メリットやデメリット、広告運用代行費用の相場等について解説したいと思います。

1. 広告運用代行に掛かる費用の種類とは?

主に下記のような費用があります。
①広告費
②広告アカウント開設費
③運用代行費用
④広告制作費用
⑤ランディングページ制作費用
⑥広告レポート作成費用

①広告費

Web・SNS・動画広告の出稿に必ず必要な費用です。
Googleの検索広告に出稿する場合は、Googleに支払います。

尚、広告の金額は自由に決められますが、広告運用代行を行っている代理店によっては、月の「最低出稿広告費」という条件を設定している場合もあります。

②広告アカウント開設費

初めて、広告運用をアウトソーシングする場合、広告のアカウント作成や初期設定が必要となるため、初期費用として設定している代理店もあります。

③運用代行費用

運用代行費用は代理店によって異なりますが、最も多いのが広告費の○○%を運用代行費用として設定しています。

また、広告費に応じて、定額型(広告費が10万以下の場合は月々定額2万など)で運用代行費用を設定している場合があります。

④広告制作費用

出稿する広告によっては広告用のバナーや動画が必要となる場合があります。
自社で準備出来ない場合は、代理店でも制作代行を行っていることが多いので相談できます。

⑤ランディングページ制作費用

ランディングページとは、Web広告を使って宣伝して、最初に着地させるWebページのことを言います。
通常のホームページやECサイトとは異なり、1つの商品やサービスに焦点を当ててページ作成するため、「問い合わせを増やす」「購入数を増やす」といったコンバージョン増やすことに特化したページとイメージしていただいた方が良いと思います。

広告を出稿する際に、誘導させるWebページがない場合は、広告用のランディングページを用意する必要があります。

広告制作と同様に、代理店でも制作代行を行っていることが多いので相談できます。

⑥広告レポート作成費用

広告配信結果を知るための簡易レポート作成費用については、大体、運用代行費に含めている代理店が多いと思いますが、高度な解析や改善案の提出などを希望される場合は、別途費用が掛かるケースが多いようです。

2. 広告運用をアウトソーシングするメリットとは?

Web広告の運用を外部の企業に代行させること、すなわち広告運用のアウトソーシングには、以下のような5つのメリットがあります。

メリット1:専門的な知識と経験
広告運用の専門会社は一般的に様々な業界や広告形式に対する広範な経験と知識を持っています。これにより、最適な広告戦略の立案や、効果的な広告の設計と運用、そして広告パフォーマンスの最適化が可能になります。

メリット2:リソースの節約
内部で広告運用を行う場合、専門的なスキルを持つスタッフの採用や研修が必要となります。しかし、広告運用をアウトソーシングすれば、これらのコストや時間を節約し、他の重要な業務にリソースを集中させることができます。

メリット3:最新のトレンドと技術の活用
広告運用の専門会社は、業界の最新トレンドや新しい広告技術を迅速にキャッチアップし、適応することが求められます。これにより、企業は常に最先端の広告戦略を利用することができます。

メリット4:定量的なパフォーマンス測定と最適化
専門の広告運用会社は、広告のパフォーマンスを定量的に測定し、データに基づいて最適化を進めます。これにより、広告のROI(投資対効果)を最大化することが可能になります。

メリット5:効率的な広告予算の管理
広告運用の専門会社は広告予算を効率的に管理し、最大のリターンを得られるように広告予算を配分します。これにより、無駄な広告出費を抑制することが可能です。

以上のメリットからも分かるように、Web広告運用のアウトソーシングは、広告運用の効果を最大化するための重要な選択肢となり得ます。ただし、適切なパートナーを選ぶことが重要であり、自社のニーズや目標に最も適した広告運用会社を選ぶことが成功のカギとなります。

3. アウトソーシングによるデメリットはある?

Web広告運用をアウトソーシングする際には、以下のような5つのデメリットや注意点も考慮に入れる必要があります。

デメリット1:コミュニケーションの問題
アウトソーシング先との間でコミュニケーションが円滑に行われないと、期待する結果が得られないことがあります。明確な目標や期待値を共有し、定期的な報告やフィードバックの機会を設けることが重要です。

デメリット2:ブランド理解の欠如
外部のエージェンシーは自社のビジネスやブランドを深く理解していない可能性があります。そのため、企業文化やブランドイメージ、顧客のニーズを的確に反映した広告運用が難しいことがあります。

デメリット3:コスト
専門的な広告運用サービスはコストがかかります。アウトソーシング費用が広告予算に見合ったリターンをもたらすかどうかを評価する必要があります。

デメリット4:依存度
広告運用を外部に委ねることで、自社のスキルや知識が育たないことがあります。また、代行会社との契約が終了した場合、内部で広告運用を引き継ぐ能力がないと困難に直面する可能性もあります。

デメリット5:透明性の不足
全ての代行会社が詳細な報告を提供するわけではなく、どの広告活動が効果的だったのか、どのように予算が使われたのかが不明確な場合があります。

これらのデメリットを避けるためには、代行会社の選定に注意を払うことが重要です。代行会社が自社のビジネスとブランドを理解し、透明性のある報告を提供し、期待する結果を達成する能力があることを確認することが求められます。また、コミュニケーションを円滑に行い、明確な目標を設定することも重要です。

4. Web広告運用代行費用の相場とは?

一般的な広告運用代行費用は広告費の15~30%、最も多いのは20~25%のようです。
広告費の20%以下になる場合は、広告費が高額帯であったり、契約期間の条件等がある場合などに多いようです。

また、代理店の所在エリアによっても相場は変わるようです。
当社は北海道を拠点に広告運用代行サービスを提供しておりますが、北海道外からのお問い合わせや相談を受けるケースも度々あり、広告運用させていただいた実績もございます。

5. まとめ

Web・SNS・動画広告の運用自体は自社でも行うことが可能ですが、広告用のバナーや文章、動画を作成したり、場合によっては広告用のランディングページを制作する必要もあり、専門的な知識や技術を要します。

当社では、GoogleやYahooの検索広告・ディスプレイ広告の他、インスタグラムやTwitterなどのSNS広告、LINE広告、そして相談いただく件数が増えているTikTokやYouTubeへの動画広告の広告運用代行を行っております。

ランディングページ制作や動画制作も得意としておりますので、広告運用をご検討の際はぜひご相談下さい。

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