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「看板制作業者選び」完全ガイド。失敗しない優良業者を見分ける4つの必須ポイント

「看板制作業者選び」完全ガイド。失敗しない優良業者を見分ける4つの必須ポイント
「新しく店舗をオープンさせるので魅力的な看板が必要だ」
「今の看板が古くなったので、イメージを一新しつつ危険性も考え作り直したい」

そう思ってGoogle検索しても、看板を扱う業者は無数に存在し「結局、どこに頼めばいいのか分からない」と悩んでしまう方は多いはずです。

看板は、店舗や企業の「顔」となる重要な集客ツールです。業者選びに失敗すると…
「デザインがイメージと違う」
「思ったより目立たないし、集客効果がない気がする」
「すぐに壊れたのに対応してもらえない」
といったトラブルにつながりかねません。

この記事では、初めて看板制作を依頼する方でも失敗しないために、優良な「看板制作業者選び」で押さえるべき4つの必須ポイントを、制作の流れと合わせて解説します。

1. なぜ看板の「業者選び」は重要なの?

看板制作は、単に「モノを作って設置する」だけではありません。


・通行人の視線を集め、行き方を示すや入店を促す(案内・集客)
・企業や店舗の「らしさ」を伝える(ブランディング)
・設置場所の法律や条例を遵守する(法令順守)


これらすべてを満たして初めて「良い看板」と言えます。
業者選びが重要なのは、依頼先の企画力や技術力、経験の数や知識によって、これらの「成果」が大きく左右されるからです。「安さ」だけで選んでしまうと、集客につながらないばかりか、せっかく設置した看板が法令違反で撤去を命じられるリスクさえあります。

当社では看板の設置調査から企画・制作・設置まで行っております。看板制作サービス

2. 優良な看板業者を見分ける4つのポイント

【1つ目】企画・デザインの「提案力」があるか

優良な業者は、単に依頼主の要望を形にするだけではありません。
「なぜ看板を設置したいのか?(集客、認知度向上、誘導等)」
「ターゲットは誰か?」
「見た時に、どんな風に思われたいか?」
といったことを入念にヒアリングし、現地の視認性や導線、地盤の状況、競合の状況まで調査した上で、「目的を達成するための最適なデザイン」を提案してくれます。

逆に、「言われた通りのデザインだけを作る」業者の場合、プロ視点での集客効果や景観との調和が考慮されず「設置したけど目立たない」看板になりがちです。ある意味、お客様任せで制作を遂行しようとする業者には気をつけましょう。


【2つ目】具体的な「施工実績」を提示してくれるか

今までに「どこで、どのような看板を手がけてきたか」必ず確認しましょう。
当社のようにWebサイト上で実績の一部を掲載しているケースも多いので、Webサイトは必ずチェック。但し、全ての実績を公開していないケースもあります。

また、例えば「看板設置を札幌市」で検討されている場合、Webサイトにどこの場所での実績までは記載されていないこともあるので、可能な限りは直接聞いて紹介してもらうのが大事です。設置した地域に多くの実績があるほど知識面でも安心できます。

そして、実績の「数」だけでなく、「質」も重要です。
可能であれば、自社の業種や目指すイメージに近い実績があるか、デザインの意図や導入後の反響(もしあれば)まで聞いてみると、その業者の実力が分かります。当社で制作した看板制作実績一覧(60件以上)はこちら≫


【3つ目】屋外広告物法や各種条例の知識が豊富な「屋外広告士」が在籍しているか

看板の設置には、「屋外広告物法」や各自治体が定める「景観条例」など、多くの法律が関わります。


・設置できるサイズや高さ
・使用できる色
・必要な申請手続き


これらのルールは非常に複雑です。法令順守の意識が低い業者に依頼すると、最悪の場合、行政指導や撤去命令を受けることになりかねません。この為、「屋外広告士」が在籍しているかどうかが大事になってきます。

「屋外広告士」とは、国土交通省の登録資格であり、屋外広告物(看板)に関する専門知識・技術を持つスペシャリストです。具体的には、以下のような知識を習得しています。


・看板に関する法律(屋外広告物法、建築基準法など)
・各自治体の景観条例
・看板のデザインや色彩
・看板の構造設計や安全な施工・管理技術


これらにより、
【法令】複雑な法律や条例をクリアできる
【安全】事故を防ぐ「安全な看板」を作れる
【品質】法令と安全を守った上で、最適な提案が期待できる
といったメリットが生まれます。

尚、当社にも「屋外広告士」が在籍しています。
屋外広告士が在籍している業者は、法令・安全・品質管理において「高い専門知識を持つプロフェッショナル」であることの証明になります。看板制作を依頼する施主にとっても、非常に大きなメリットがあります。


【4つ目】見積もりが「一式」ではなく詳細か

見積書の分かりやすさは、その業者の信頼性を測るバロメーターです。
「看板製作費 一式」といった大雑把な見積もりではなく、
 ①企画・デザイン費
 ②材料費、製作費
 ③施工費(高所作業費など)
 ④申請代行費
 ⑤(もしあれば)廃棄費
など、内訳が詳細に記載されているかを確認してください。内訳が明確であれば、後から「聞いていない追加費用」を請求されるリスクを減らせます。

3. 看板制作の基本的な流れ

優良な業者選びと並行して、一般的な製作の流れも知っておきましょう。ワンストップの業者の場合、以下のように進むのが基本です。

1. 打ち合わせ・ヒアリング:目的、予算、希望イメージを伝えます。

2. 現地調査::設置場所の採寸、周辺環境、法令などをプロが確認します。

3. 企画・デザイン提案: ヒアリングと調査に基づき、デザイン案と見積もりが提示されます。

4. 契約・各種申請:デザインと金額が確定したら契約。業者が役所への申請を代行します。

5. 製作:自社工場や提携工場で看板を製作します。

6. 施工・設置: 現地で取り付け作業を行います。

7. アフターフォロー: 設置後の点検やメンテナンスを行います。

4. まとめ:看板制作で失敗しないために

失敗しない「看板 業者選び」は、単なる「作業」を依頼するのではなく、集客やブランディングという「目的」を共有できるパートナーを探すことです。

以下の4つのポイントをしっかり確認し、信頼できる業者を選びましょう。
 1. 目的を叶える「提案力」があるか
 2. 信頼できる「施工実績」があるか
 3. 法令・条例の「専門知識」があるか
 4. 見積もりが「詳細」で明確か

もし看板の目的設定やデザインから相談できる業者をお探しなら、ぜひ当社にご相談ください。
創業70年以上、お取引企業総数9,800社以上の実績による支援ノウハウを活かし、お客様のビジネス課題を解決する「コミュニケーションツール」として、集客やブランディングという「目的」から逆算した看板を、企画・デザインから製作・施工・管理までワンストップでご提供します。お問い合わせ