ノベルティで「ブランディング」を成功させるには?「おしゃれなオリジナルグッズ」で”企業らしさ”を!

ノベルティグッズを制作して、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
「コストをかけて作ったのに、効果がよくわからない…」
「展示会で配ったが、ロゴ入りのボールペンだと会場で捨てられていた…」
モノが溢れる現代において、単に企業ロゴを入れただけの”ありきたりなノベルティ”は、もはや受け取ってもらえないか、すぐに忘れられてしまいます。
これからのノベルティは、企業の「らしさ」を伝え、ファンを育てるための「ブランディング投資」として捉え直す必要があります。
この記事では「いらない、必要ない」と思わせない、企業のブランド価値を高める「おしゃれ」で「オリジナル」なノベルティ企画のコツを解説します。
目次
1. なぜ「ノベルティ×ブランディング」が重要なのか?
ノベルティの目的が、ただ「認知拡大」だった時代は、安価な既製品にロゴを入れるだけでも効果がありました。
しかし、消費者の目が肥えた現代では、質の低いノベルティや、自分(ターゲット)と無関係なアイテムは、かえって企業イメージを損ねるリスクさえあります。
一方で、ノベルティを受け取った人が「センスが良い!」「こういうのが欲しかった!」と感じるノベルティならどうでしょうか。
それは日常の中で長く使われ続け、目にするたびに企業のことを好意的に思い出してもらえる「継続的な接点」となります。
ノベルティを通じて「あの会社は、こういう価値観を大切にしている」「この企業のブランドは、やっぱりセンスが良い」と、ポジティブなイメージを醸成することこそが「ノベルティブランディング」の核心です。
当社ではノベルティグッズの企画・デザイン制作サービスを行っております。
2. 失敗するノベルティ、成功するノベルティ
失敗するノベルティの典型例は、「企業の独りよがり」なものです。
- ①ターゲットが求めていないアイテム
(例:女性が多いイベントなのに、男性に好まれそうなスタイリッシュなデザイン) - ②デザイン性が低く、日常で使えない
(例:企業のロゴが不必要に大きいデザインのタオル) - ③品質が低く、すぐに壊れてしまう
これらはすべて、「企業らしさ」を伝える以前の問題。
成功するブランディングとは、企業の伝えたい「らしさ」と、ターゲットが「欲しい」と思う価値が、ノベルティという媒体を通じて一致したときに生まれます。
3.「らしさ」を伝えるノベルティ企画 3つのコツ
では、どうすれば企業「らしさ」が伝わり、ファンを増やせるのでしょうか。
重要な3つのコツを紹介します。
1つ目:ターゲットの「おしゃれ」を徹底的に理解する
「おしゃれ」の基準は、ターゲットによって異なります。
例えば、ビジネスマンにとっての「おしゃれな文具」と、アウトドア好きにとっての「おしゃれな文具」は全く違います。
ビジネスシーンでは、プロフェッショナルな印象や効率性、そして品格が重視されます。「デキる人」という印象を与え、会議や商談といったフォーマルな場でも品格を損なわないことが重要です。
- デザイン:シンプル、洗練、上質、控えめ
(例:レザーのペンケース、金属製の高級感ある多機能ペン、クラシックなノート) - 素材:本革、金属、高品質な樹脂
(例:使い込むほど味が出る革製品、重厚感のあるメタルボディのペン) - 機能:筆記性能、効率性、耐久性
(例:書き味の滑らかな高級ボールペン、計算された収納性のあるデスクマット、情報を整理しやすい手帳やノート)
一方、アウトドア好きにとっての「おしゃれな文具」は、タフさや実用性、そして自然に馴染むデザインが重視されます。「ラフな環境」で使えるタフさと、キャンプギアのように機能美を感じさせるデザインが魅力になります。
- デザイン:ミリタリー、ギア感、アースカラー
(例:ギアっぽいデザインのホッチキス、カラビナ付きペンケース、迷彩柄やカーキのアイテム) - 素材:防水・撥水素材、頑丈な樹脂、シリコン
(例:雨や汚れに強いターポリン、ナイロン、シリコン素材のケース) - 機能:耐候性、携帯時の保護、多機能性
(例:水濡れに強い紙のノート、防水ペンケース、持ち運べる小型ホワイトボード、開梱ツール)
このように、まずはファンになってほしいターゲット(ペルソナ)を深く理解し、彼らが日常のどういうシーンで、どのようなデザインのモノを「センスが良い」と感じるかを徹底的にリサーチすることが、企画の第一歩です。
2つ目:ロゴではなく「世界観」をデザインする
企業らしさ(ブランドの世界観)を伝える方法は、ロゴだけではありません。
- 素材感: 環境配慮を大切にする企業なら、再生素材や天然素材を選定。
- 色使い: コーポレートカラーを基調にしつつ、洗練された配色を施す。
- 機能性: IT企業なら、利便性の高いスマートなガジェットを選定。
例えば、企業説明会に配布するノベルティとして、オーガニック食品会社が「安価なプラスチック製のファイル」ではなく、「風合いのあるリネン(麻)のトートバッグ」をノベルティに選べば、ロゴが小さくても「あのブランドらしい!」と感じてもらうことができます。
3つ目:「オリジナル制作」で”特別感”を演出する
最も強力に「らしさ」を伝えるのが、ノベルティをオリジナルで制作することです。
既製品への「名入れ」は、手軽ですが「他社と同じ」という印象を拭えません。
しかし、形状や素材、細かなデザインまでゼロからこだわって作ったオリジナルグッズは、受け取った側に「私たちのために、わざわざ作ってくれた!」「他にはないもの」という”特別感”を与えます。
この”特別感”こそが、企業への愛着(ファン化)を育む源泉となります。
4. 企画から制作まで一貫して依頼するのがポイント
ここまで見てきたように、効果的なノベルティブランディングを実現するには、ターゲット理解に基づいた「企画力」と、世界観を具現化する「デザイン力・制作力」が不可欠です。
しかし、「企画はA社、デザインはB社、製造はC社」と発注先が分散すると、以下のようなリスクが生じます。
・企画の意図が製造段階で正しく伝わらない
・デザインは良いが、素材の品質が伴わず安っぽく見えてしまう
・各社との連絡・調整により、担当者の工数が増大してコストがかさむ
「企業らしさ」という目に見えない価値を、ブレなく「モノ」に落とし込むには、企画からデザイン、製造、品質管理、納品までを一貫して任せられるパートナーを選ぶことが、成功への近道です。当社で制作したノベルティ実績一覧はこちら≫
5. まとめ:ノベルティで失敗しないために
ノベルティは、企業と顧客をつなぐ重要なコミュニケーションツールです。
単なる「バラマキ」で終わらせるか、企業の「ファン」を作るブランディング施策に昇華させるかは、その「企画」にかかっています。
「企業の”らしさ”が伝わるノベルティを作りたい」
「ありきたりではなく、ターゲットに喜ばれるおしゃれな企画を相談したい」
「品質にもこだわったオリジナルグッズで、他社と差別化したい」
もし、そうお考えなら、ぜひ当社にご相談ください。
創業70年以上、お取引企業総数9,800社以上の実績による支援ノウハウを活かし、貴社のブランド価値を高める戦略的なコミュニケーション(企画)から、高品質なモノづくり、煩雑な管理業務までをワンストップでサポート。貴社の「らしさ」を伝える、唯一無二のノベルティ制作をお手伝いします。