初めてでも安心!おすすめのパンフレットの形と構成のポイント
「自社のパンフレットを作ろう!」と思っても、「まず何から手をつければいいの?」「どんなパンフレットデザインにすれば…?」と、手が止まってしまうことはありませんか?
効果的なパンフレットを作るための最初の、そして最も重要なステップは「何のために作るのか」という目的をはっきりさせることです。
目的が明確になれば、載せるべき情報や最適なデザインが自然と見えてきます。
この記事では、代表的な4つの目的別に、おすすめのパンフレットの形と構成のポイントをご紹介します。
1.なぜ「目的」が重要なのか?
もし目的が曖昧なまま作り始めてしまうと、
「パンフレットのデザインは綺麗だけど、結局何が言いたいのか分からない」
「情報が多すぎて、一番伝えたいことが埋もれてしまった」
といった失敗に繋がります。
そうならないために、まずは以下の3点を整理してみましょう。
・誰に届けたい? (例:新規の取引先、地域住民、イベント参加者)
・何を伝えたい? (例:会社の信頼性、新商品の魅力、お店の雰囲気)
・どう行動してほしい? (例:問い合わせてほしい、来店してほしい、購入してほしい)
これがパンフレットの「骨格」となり、この後の全ての判断基準になります。
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2.【目的別】おすすめパンフレットと構成のポイント
それでは、具体的な目的別に見ていきましょう。
ケース1:会社の信頼性を伝えたい【会社案内・事業紹介】
企業の顔として、取引先や金融機関、求職者などに信頼感と安心感を与えたい場合に作るパンフレットです。
■おすすめの形状:A4サイズ・中綴じ冊子(8ページ~)
しっかりとしたページ数で情報を体系的に見せることで、企業の安定感や信頼性を演出できます。
■載せるべき情報
・代表挨拶、経営理念・ビジョン
・会社概要、沿革
・事業内容の詳しい説明
・強みや特長、導入事例
・お問い合わせ先
ケース2:商品の魅力を伝えたい【商品・サービス紹介】
特定の商品やサービスの魅力をピンポイントで伝え、購入や問い合わせといった具体的なアクションに繋げたい場合に最適です。
■おすすめの形状:A4三つ折り、A4二つ折り
手に取りやすく、情報をコンパクトに整理して伝えられる定番の形です。「リーフレット」とも呼ばれます。
■載せるべき情報
・ターゲットに響くキャッチコピー
・商品・サービスの特長やメリット(お客様にとって何が嬉しいのか)
・利用シーン、お客様の声
・料金プラン、キャンペーン情報
・Webサイトへ誘導するQRコード
ケース3:お店に来てほしい【店舗・施設紹介】
飲食店や美容室、クリニックなどが、お店の雰囲気やサービス内容を伝えて来店を促すためのパンフレットです。
■おすすめの形状:A4三つ折り、持ち帰りやすい変形サイズ
店頭に置いたり、近隣に配布したりするため、コンパクトで持ち帰りやすいサイズが人気です。
■載せるべき情報
・お店のコンセプト、こだわり
・魅力が伝わる写真(メニュー、店内、スタッフなど)
・おすすめのメニューやサービス、料金
・地図、アクセス、営業時間、定休日
・予約方法、SNSアカウント情報
ケース4:イベントに参加してほしい【イベント・セミナー告知】
イベントの内容や魅力を伝え、多くの人に参加申し込みをしてもらうことが目的です。
■おすすめの形状:A4チラシ(片面・両面)、A4二つ折り
開催概要が一目で分かり、必要な情報を網羅できるものが適しています。
■載せるべき情報
・インパクトのあるイベントタイトル
・開催日時、場所
・イベントの詳しい内容、見どころ
・参加費、タイムスケジュール
・申し込み方法(WebサイトのQRコードやURLは必須)
・主催者情報、お問い合わせ先
3.目的が決まれば、パンフレット作りはうまくいく!
いかがでしたか?
パンフレットの目的を最初に固めることで、必要な情報や適した形状が明確になり、その後のデザイン制作や印刷会社とのやり取りもスムーズに進みます。
もし、「自分たちが考える目的のパンフレットなら、どんなのがいいんだろう?」「プロの視点からアドバイスが欲しい」と感じたら、ぜひ一度、TOYOにご相談ください。
創業70年以上、お取引企業総数9,800社以上の実績による支援ノウハウを活かし、お客様の伝えたい想いや目的をしっかりとお伺いし、用紙選びから最適な仕様のご提案まで、パンフレット作りをトータルでサポートいたします。