東洋の転換と共にジョブチェンジ
“地方都市が抱える課題解決”、それが今の任務です。
学生時代に訪れた十勝の街並みが気に入り、この地で暮らしたいと思い就職活動を始める。
1998年新卒採用、本社営業部に配属される。2017~2021年札幌支社へ異動、2022年に再び本社勤務となる。20年以上の営業経験を活かし、現在は食のECサイト「食べレア北海道」におけるバイヤー業務、十勝で行われる祭りやイベントの運営、人材事業のマネジメントと幅広い分野の業務に携わる。
地域活性事業部所属、2011年課長、2016年次長、2019年部長代理、2023年部長就任
Q.現在の仕事内容とその仕事のおもしろさややりがいを教えてください。
印刷物の対応をはじめ、近年、東洋が注力し取り組んでいる、食のECサイト「食べレア北海道」の運営・バイヤー業務、祭り・イベント運営や人材営業などを行っています。また、同時に部門管理の業務も担っています。
お客様は一般企業や自治体、一次生産者やメーカーなどさまざまです。
20年以上営業職に携わっておりますが、当社の営業はモノを売ることが業務ではなく、お客様と一緒に創り上げていく、課題を解決していく事が仕事です。沢山の商材を扱っているので、様々な業種や部門の方とお会いし日々刺激を受け、お客様から多くのことを学び育ててもらっているという感覚です。
自分が携わった仕事において、お客様や地域で暮らす方々から感謝の言葉をいただいたり、課題解決ができたというお話を直接聞けることにやりがいを感じています。
Q.部下、後輩を教育、指導する際にはどんなことを伝えていますか?
2019年に会社でキャリアコンサルタントの資格を取得させてもらいました。この資格を活かして、部下や後輩の話をしっかり傾聴し、思い込みや悩みを少しでも解消できる職場づくりを心がけています。
机上であれこれ考えるだけでなく、実際に現場へ足を運び、お客様と顔を合わせて接することが重要だと伝えています。非対面のインサイドセールスも十分に可能な時代です。効率面で考えると、むしろそのほうが良いのかもしれません。それでも私は、空気感や温度感も含め、お客様と対面することでしか得られない大切なものがあると思っています。
また、社内に多くの仲間をつくってほしいです。私には、頼れる上司や、ライバルであり、友であり、同志のような存在が何名かいます。最も大変だった時期に、一緒に切磋琢磨してきた仲間です。彼らの存在は私にとってかけがえのないもので、きっと彼らがいなければここまで続けて来られなかった。だから、そういう仲間をつくってほしいなと思います。
Q.仕事での今後の目標を教えてください。
私が東洋に入社した頃、扱う商材は印刷物がメインでした。それから、メディア・イベント・デジタルと、時代とともに新しい商材を開拓してきました。現在は印刷会社から転換し、さまざまな商材を扱っていますが“お客様の課題を解決する”という根本は創業当時から変わりありません。
帯広市で行われるイベントに「平原まつり」、「菊まつり」があります。このまつりの運営を担っているのが東洋です。コロナ禍で多少の変化はありましたが、祭りに遊びに来る一般のお客様は、今も昔も変わらず、楽しくて盛り上がるイベントを求めています。しかし一方で、主催する地方都市は、人口減や高齢化などを理由に、大規模なイベントの主催が困難になっているところが多いです。
現在、私が所属する地域活性事業部は、このような“地方都市が抱える課題”を解決することも大切な任務です。今後も地域の方々に親しまれる持続可能なイベントにするために、時代に適した新しいスタイルを模索し、提案することが求められています。
Q.休みの日はどのように過ごしていますか?
帯広に戻ってから登山を始めました。もともと体型の維持が目的でしたが、登るときは無心で余計なことは考えなくて良いですし、頂上からの景色の美しさと達成感は癖になります。下山後の温泉は更にリラックスと幸福感を倍増させてくれるので、ストレス解消におすすめですよ。