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2023年2月6日、Googleは会話型AIサービス「Bard（バード）」を一般ユーザーに向けて公開準備中だと発表しました。

Bardは、2022年11月に公開され、発表後わずか3ヵ月で1憶人以上ものユーザーを獲得し、瞬く間に世界中で話題となったOpenAIの「Chat GPT」に対抗するものです。

このコラムでは、Google が発表したBardについてわかりやすく説明していきます。

※Chat GPTについては、こちらのコラムをご覧ください。

Chat GPTに対抗する対話AI

Google は、Chat GPTがGoogleサービスの根幹である検索エンジンを脅かす存在とし、Code Red（非常事態）を宣言していました。

Bard は、Googleが2021年に開発した大規模言語モデルLaMDA（ラムダ）を搭載した対話型AIで、Chat GPTに危機感を抱いたGoogleが、急ピッチで開発を進めたようです。

今現在、世界一のテクノロジー企業とも言えるGoogleが開発したBardの実力や機能に業界を問わず世界中から注目が集まっています。

LaMDAについては、2022年にGoogleのエンジニアが「LaMDAは人間と同じように意識を持った存在である」と発言し話題になりました。

そのエンジニアは、現在はすでに解雇されていますが、意識を持つとGoogle社員に言わしめるほど高性能なAIなのです。

Googleはすでに一部の信頼できるユーザーをBardのテスターとして公開しています。
テスターの中には、Bard はChat GPTよりも優れている点があるという高評価をしているユーザーもおり、一般ユーザーへの公開を待ちわびる人も少なくありません。

Bardの一般ユーザーへの公開について

Googleのサンダー・ピチャイCEOは、2023年2月6日にGoogleブログに下記の内容を投稿しました。

つまり、まずは軽量のモデルを一般ユーザーに使ってもらい、多くのユーザーが利用し、フィードバックをもらうことでさらに性能を高めていくと説明し、今後、数週間から数ヵ月後に一般公開を予定しているとも明言しています。

また、サンダー・ピチャイ氏は同ブログの中で、Googleの検索エンジンにも近い将来AIを使った機能を導入する方針だと表明しています。

「GPT-4」など目が離せないAIテクノロジーの進化

Bardの特徴をまとめると以下の通りです。

一方のOpenAIは、先日新たにBingのAIチャット「GPT-4」を発表したばかりです。

AIテクノロジーの進化は、今後私たちの暮らしを確実に便利にしてくれます。

Googleの「Bard」とOpenAIの「GPT-4」、はたまた第3の企業が新しいサービスを発表するのか、ますます目が離せません。

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