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Google検索コマンド(検索演算子)とは?便利なコマンドを一覧で紹介

 Google検索コマンド(検索演算子)とは?便利なコマンドを一覧で紹介
Googleは世界中で最も人気のある検索エンジンですが、多くの人々が基本的な検索クエリのみを利用しています。例えば、2023年に渡すおすすめのお中元ギフトを探す時には「お中元 おすすめ 最新」等で検索すると思います。

しかし、Google検索には強力な機能が備わっており、特定の要件に合致する情報をさらに絞り込むための検索演算子(コマンド)が存在します。

この記事では、Google検索コマンドの概要と、便利なコマンドも一覧で紹介します。

1. Google検索コマンド(検索演算子)とは?

Google検索コマンド(検索演算子)は、Google検索で特定のクエリや要件に基づいて結果を制限するための特殊なキーワードです。これらの演算子を使用することで、より正確で効率的な検索が可能となります。

2. Google検索コマンドを使うメリットとは?

Google検索コマンド(検索演算子)を使用することには、以下のようなメリットがあります。

メリット1:正確な結果の絞り込み

検索演算子を使用することで、検索結果をより具体的に絞り込むことができます。特定のキーワードやフレーズを含む結果のみを表示させることで、必要な情報に素早くアクセスすることができます。

メリット2:不要な結果の排除

ハイフン記号や除外演算子を使用することで、特定の単語やフレーズを含まない結果を排除できます。これにより、関連性の低いページや求めていない情報を取り除くことができます。

メリット3:特定のサイト内を検索

サイト演算子を使用すると、特定のWebサイト内を検索することができます。これは、特定のドメインやウェブサイトの情報を探す際に便利です。関連ページ演算子を使えば、指定したURLと関連性の高いページを見つけることもできます。

メリット4:特定のファイルタイプの検索

ファイルタイプ演算子を使用すると、特定のファイル形式(PDF、DOC、PPTなど)の文書やファイルを検索することができます。特定の情報を含むドキュメントやプレゼンテーションを探す際に役立ちます。

メリット5:数学的な計算や単位変換

Google検索は計算演算子としても機能します。数式や単位変換を直接検索することで、計算結果や変換結果を素早く取得することができます。

これらのメリットにより、Google検索コマンドを使うことで効率的に情報を検索し、必要な結果に迅速にアクセスすることができます。正確な絞り込みや不要な結果の排除、特定のサイト内の検索など、様々なニーズに合わせた柔軟な検索が可能です。

ここからはケース別に便利なおすすめコマンドを紹介していきます。

3. ケースA「特定のPDFファイルを探したい時」

ファイルタイプ演算子(filetype:)を使用します。

ファイルタイプ演算子を使用すると、特定のファイルタイプの結果を検索することができます。

例えば「filetype:pdf マーケティング」と検索すると、「マーケティング」のキーワードを含むPDF形式の文書が検索結果で表示されます。ファイル拡張子を.doc、.xlsx .pptxにすることでWordやExcel、パワーポイントのファイルデータを抽出することもできます。
 ファイルタイプ演算子(filetype:)

4. ケースB「特定のキーワードを含んだWebページを探したい時」

クォーテーションマーク(””)を使います。

クォーテーションマークを使うと、特定の単語やフレーズを含む完全一致の結果を表示します。例えば、”日本で最も美しい場所”と検索すると、そのままのフレーズが含まれるページが優先して表示されます。
クォーテーションマーク

5. ケースC「特定のサイトから情報を探したい時」

サイト演算子(site:)を使用します。

サイト演算子を使用すると、特定のWebサイト内を検索することができます。例えば、当社Webサイトの中から社長に関する情報を探す場合、「site:https://www.toyo-grp.co.jp/ 社長」と検索すると、”社長”の単語が含まれたページに限定されます。
サイト演算子(site:)
また「site:https://www.toyo-grp.co.jp/」だけで検索すると、そのWebサイトがGoogleでどれぐらいインデックスされたWebページがあるのか、つまりWebページ数ボリュームの目安を調べることができます。

6. ケースD「特定のキーワードがタイトルに含むページを探したい時」

「allintitle:」を使用します。

このコマンドを使用すると、検索結果に特定のキーワードがすべてのタイトルに含まれているページのみを表示させることができます。例えば「allintitle:札幌の人気ラーメン店」と検索した場合、”札幌の人気ラーメン店”というキーワードがページのタイトルに含まれる札幌のラーメンに関するページが表示されます。

注意点としては、このコマンドを使用する場合、キーワードの前にスペースを入れずに連続して入力する必要があります。また、大文字と小文字は区別されず、検索結果は関連性に基づいて表示されます。

「allintitle:」コマンドは、特定のタイトルキーワードに焦点を当てた検索を行いたい場合に役立ちます。例えば、特定のトピックや商品、イベントなどに関連するページを探す際に使用することができます。
allintitle:

7. その他便利なGoogle検索コマンド一覧

「intitle:」

「intitle:」のあとにキーワードを入力して検索すると、キーワードの一部がページタイトル内に含まれるページが表示されます。

ハイフン記号(-)

ハイフン記号を使うと、特定の単語を除外したい場合に使用します。例えば「アップル -iPhone」と検索すると、アップルに関連するページのうち、”iPhone”というキーワードが含まれないものが表示されます。

関連ページ演算子「related:」

関連ページ演算子を使用すると、指定したURLと関連性の高いページを検索することができます。

「inurl: 」「allinurl:」

WebページURLに特定の言葉が含まれるページを検索します。例えば「inurl:yahoo」と検索するとYahoo!関連のページが表示されます。
「allinurl:」で検索すると、指定した特定の言葉がすべて含まれるページURLが表示されます。

(OR)検索

例えば「札幌 OR Web制作 OR ホームページ制作」というように「OR」を複数のキーワードの間に入力して検索すると、いずれかのキーワードに該当するページが優先されて表示されます。尚、この場合は札幌のWebサイト制作会社のページを探すのに便利です。
注意点として、キーワードとORの間は半角スペースを空け、ORは大文字にする必要があります。

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