「今までとは違うものをつくりたい」
先方担当者様との打合せの際、最初に言われた言葉でした。そこで各地の要覧のリサーチを開始、ヒントとなるものを市内の図書館で発見。それは昭和30~40年代に作られた帯広市の市勢要覧でした。現在官庁関係で発行または提出する書類の規格サイズはA版と決められていますが、その当時のものはB版を使用し、さらに横開きのものでした。そこからアイデアを膨らませ、内容自体は従来の要覧を踏襲しながらも、A5サイズで横開きという一味違うものをご提案。その後承認いただき、制作を開始。音更町の特長を随所に生かしながら、見る方々に町をイメージしていただける要覧を完成させることができました。